ソロキャンプを趣味でやっていると、周りの知人に
「一人でさみしくない?」
「夜とか一人で怖くない?」
とか聞かれたりします。
私は全く怖くないですし、いつも一人なので大丈夫です。(さらっと悲しいことを…)
でも中には、就寝時が怖いという理由でソロキャンプを断念してしまう人もいます。
まあでも女性の一人キャンプは、違った意味で危ないかもしれませんね。
怖さの原因
深夜の静けさ
信じられないくらい静かです。
他のキャンパーさんも就寝に入るので、しゃべり声も全く聞こえず、ひたすら静かです。
またその静けさの中でたまに吹く風の音が、余計に恐怖を感じます。
中には深夜にも関わらず、ラジオを聴いている方がおられます。
そのラジオの声が、聞こえるか聞こえないかの丁度狭間の部分で、余計に恐怖を感じます。
私はよくソロキャンプで、全く客のいないキャンプ場貸切りの日があります。
その日は本当にすごくて、もうこの世の終わりみたいな風景です。
もちろん静けさはありますし、真のソロキャンプともいえるでしょう。
風の音
高原などの風の強いところでキャンプをしたことがある方ならわかると思いますが、風の音って結構怖いですよね…
あとテントが揺れて、今にも飛ばされそうな、違った意味で怖かったりもします。
夜中寝れない原因として、風の音がうるさいというのが結構あります。
キャンプの際、風の音が原因で寝れないという方は、耳せんを持っていきましょう。
無料キャンプ場(野営場)の恐怖
私が一番恐れているところです。
野営場のような、管理人さんのいない常に出入り自由の場所は、本当に何が起こるかわかりません。
テントを荒らされたりパクられやすいで有名で、そういう面から私は野営は控えております。
そういうことは滅多にないといっても、やはり完全に誰もいないところでのキャンプは不安しかないですね。
女性ソロキャンプ
今一番危惧されているのが女性のソロキャンプについて。
夜の女性の一人歩きが危険と言われている世の中、女性のソロキャンプは尚更危ないです。少人数での女性グループでも、警戒しとかないといけないと思います。
世の中には本当に質の悪い人がたくさんいます。
もちろん、悲しいことにキャンパーの中にも…
テントは家と違って防犯がしにくいです。
キャンプ場も山奥などの町から離れた場所なら、声を上げても気づいてもらえないですし、女性がソロキャンプをする際には本当に気を付けなければなりません。
熊が出る!!
よくキャンプ場に「熊が出ます」みたいな看板を見かけます。
出ないよと思っていても、実際にキャンプ中に熊に襲われた例はあります。
熊だけではありません。サルやイノシシなど、キャンプは自然の中で行うので、野生動物ももちろん出てきたりします。
私は一度サルに肉を奪われたことがあります。
もしあれが熊だったらと思うとゾッとしますね…
怠慢で熊に勝てるくらいの力は身に着けておきましょう。
熊鈴は効果的ですが、実際熊鈴を付けていても襲われたという事件が過去にあります。
熊撃退スプレーと言うものがあるので、不安な方は常に持っておくといいですね。
幽霊
幽霊などの超常現象が怖いと言う方もいます。
誰もいないはずなのに、なぜかしゃべり声が聞こえる…
ブツブツっと、声がとぎれとぎれに耳に入ってくる…
風は穏やかなのに異様にテントが揺れる…
などなど。
考えこんだらかなり怖くなります。
ちなみに、上二つは私の経験談です。
虫の羽音
これが私の一番苦手としているものです。
就寝中耳元で羽音を立てられると、もう落ち着いて寝れません。
蜘蛛なんかが登ってきた日にはもう鳥肌物です。
このせいもあってか、私は基本的に冬にしかキャンプをしないのです。
怖くないの??
怖くありません。
特に怖いとされている深夜の静けさですが、私は夜の自然の音が好きです。
それは風も含め、テントがしなる音も「これがキャンプだ」と思ってしまいます。
虫も、冬はほとんど居ないですし、バッチリ対策はしていますので安心です。
幽霊なんかも「ちょっと会ってみたい」だとか暢気なことを思っています。
やはり人に対する恐怖が大きいですね。
特に女性のソロキャンプは、クマと同じくらい男を警戒しとかないといけないかもしれません。
ファミリー層の多いキャンプ場へ
やっぱりソロキャンプは怖いという方は、まずファミリー層の多いキャンプ場に行くことをお勧めします。
ファミリーキャンパーさんだとおそらく上記のような、女性の恐怖や窃盗の恐怖からは逃れられると思います。
また、ファミリーキャンパーさんは和やかで暖かい会話をしているところが多いので、うるさいと感じることも少ないと思います。
ソロキャン×ソロキャンで慣れる
最近は友人同士で、輪になってテントをそれぞれ設営し、食事や焚火などもそれぞれで行うようなキャンプも流行っています。
それってソロキャンプなの?っと思うかもしれませんが、全て自分たちのペースでできる上友人も近くにいるので会話もできる。
普通にみんなで焚き火してみんなで食事するキャンプとは違った楽しさがあります。
寝る時は一人テントの中なので、そうゆう風に慣れていくのも一つの手だと思います。
まとめ
ソロキャンプは怖いですが、それ以上の楽しみもあります。
火を一から起こしたり、調理や設営など全て自分でしなくてはなりません。
それがまた楽しみだったりしますし、大草原の上でひとりぼっちくつろぐのも最高に気持ちいです。
キャンプ場一人で貸切りなんか、本当に異世界に来た感じがして、そういう面白みもあったりします。
ソロキャンプは、普段感じれないものを感じれるので、そういった意味でも新しい何かを発見できるような気がします。